新菱冷熱 タイ・バンパインコージェネ発電所2期工事竣工
新菱冷熱工業(東京都新宿区)は、タイ・アユタヤ県のバンパイン工業団地内に建設されたコージェネレーション発電所2期工事が竣工、2017年7月から商業運転を開始したと発表した。同社は同プラントのEPCC契約により、設計から機器資材等の調達・建設・試運転まで担当した。
同プラントは、タイ発電公社(以下、EGAT)のSPP(Small Power Producers)計画に含まれる発電所の一つ。2期工事はガスタービン2基、排熱回収ボイラー2基、蒸気タービン1基で構成されている。1期工事と同規模の供給能力を持ち、EGATには9万KWの電気、工業団地内の工場には2万KWの電気と1時間当たり20㌧の蒸気の供給が可能だ。また、発電効率をガスタービンでは38%、発電所全体では55%まで向上させることにより、エネルギーの削減を図っている。