ルノー・日産自・三菱自連合 VCF設立 5年で10億㌦投資

ルノー・日産自・三菱自連合 VCF設立 5年で10億㌦投資

ルノー・日産自動車・三菱自動車連合は1月9日、オープンイノベーションを支援する企業ベンチャーキャピタルファンド「アライアンス・ベンチャーズ」を設立し、今後5年間で最大10億㌦を投資すると発表した。
同ファンドは初年度、クルマの電動化、自動運転システム、コネクティビティ、人工知能などの新たなモビリティに焦点を当てている新興企業や、技術起業家が参加するオープンイノベーションのパートナーシップを対象に最大2億㌦を投資する予定。その後も毎年投資を行ことにより、アライアンス・アドベンチャーズは2017年発表した戦略的中期計画「アライアンス2022」の期間中、自動車業界で最大の企業ベンチャーキャピタルとなることを目指す。
なお、アライアンス2022でルノー、日産自動車、三菱自動車の3社合わせた年間販売台数は1400万台以上に、売上高は2400億㌦に達すると見込んでいる。