ベトナム政府が輸入車に新規制 日系企業の域内からの輸出困難に

ベトナム政府が輸入車に新規制 日系企業の域内からの輸出困難に

ベトナム政府が1月1日から輸入車を対象に新規制を導入したため、タイに工場を持つトヨタ自動車やホンダなどがベトナム向け生産を凍結していることが分かった。
ASEAN(東南アジア諸国連合)の合意に基づき、ベトナムが輸入車関税を1日付で30%からゼロにするのに合わせ、輸入に煩雑な手続きを課した。これにより、ASEAN域内からの輸出が困難になった。これではASEANが目指した域内関税撤廃が事実上骨抜きにされた格好。そのため日系自動車各社は、今回の措置について”非関税障壁”だとして、導入の見合わせを求めていたが聞き入れられなかった。