三井造船 フィリピン・マニラ港湾荷役用クレーン16基受注

三井造船 フィリピン・マニラ港湾荷役用クレーン16基受注

三井造船(本社:東京都中央区)はフィリピンのInternational Container Terminal Services Inc.(ICTSI社)より、ヤード用トランスファークレーン16基を受注した。
ICTSI社はフィリピン最大の港湾オペレーターで、フィリピン国内のみならず、世界約20カ国で約30ターミナルを運営する世界的な港湾オペレーターだ。
今回受注した16基はICTSI社のフラッグシップターミナルであるフィリピン・マニラのManila International Container Terminalに納入される。納入されるのは環境に優しいハイブリッド型ヤード用トランスファークレーンで、従来のエンジン駆動に加え、リチウムイオン電池を搭載することにより、回生エネルギーを蓄積し最大限に再利用することで、従来型比で最大60%の燃料消費量削減を達成し、CO2排出量も最大60%削減、省燃費によるランニングコストおよび最大20dBの騒音低減を実現している。