NEDO インドでスマートグリッド実証 富士電・住友電工担当
NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構、本部所在地:川崎市幸区)はインド北ハリヤナ配電公社(UHBVN)とともに、ハリヤナ州パニパット市内に監視制御システムと約1万台のスマートメーターを設置し、実系統でのスマートグリッド実証事業を本格的に始動した。富士電機(本社:東京都品川区)と住友電気工業(本社:大阪市中央区)が委託先として、同事業を担当する。
この実証事業ではパニパット市内の特定エリアで、監視制御システムにより配電系統を監視・制御するとともに、設置したスマートメーターから電力消費量のデータを集約することで、同国の配電会社が抱える課題である配電ロスを低減する技術の実証を行う。
NEDOはこの取り組みを通して、インドの配電網のスマート化に貢献するとともに、日本のスマートコミュニティ技術の普及・促進を目指す。