中国の成長目標「6.5%前後」据え置く 全人代開幕

中国の18年の成長目標「6.5%前後」据え置く 全人代開幕

中国・北京市の人民大会堂で3月5日、第13期全国人民代表大会(全人代、国会に相当)が開幕した。李克強首相は所信表明演説の中で、2018年の経済成長率目標を2017年と同じ「6.5%前後」に据え置いた。
また、18年の予算案では国防費を前年比8.1%増の1兆1069元(約18兆4500億円)とした。2年連続で1兆元の大台を超える。
全人代の会期は例年10日間程度だが、今年は17年秋に行われた党大会を踏まえた国家人事や、国家主席の現行の2期10年という任期撤廃を柱とした憲法改正案も採決するため、16日間の長期日程となる。