マツオカコーポレーション アジアの生産増強へ投資強化
縫製大手のマツオカコーポレーション(広島県福山市)は、2017年12月の株式上場による資金調達を受け、今後も引き続きASEAN(東南アジア諸国連合)やバングラデシュへの投資を強化する。今期もバングラデシュ、ミャンマー、ベトナムでの工場新設や拡張を進めている。
生産依存度の高い中国で労務費が高騰し、事業採算を圧迫しているためで、今後は中国の比率を引き下げASEANやバングラデシュへのシフトを加速させる。現在の国別の生産比率は中国が約75%を占め、バングラデシュとミャンマーがそれぞれ約10%、ベトナム約5%となっている。