日野自動車 タイ・バンコクでHVバス試験運行
日野自動車のハイブリッド(HV)バスが、タイのバンコクで6月16日から9月30日まで、市バスの路線を試験運行することになった。
これは国際協力機構(JICA)の民間技術普及促進事業の一環として行われるもので、市バスを運行するバンコク大量輸送公団(BMTA)に試験運行バスを提供。この試験運行により日野自動車は自社バスの燃費の良さや安全性を実証し、供給契約の締結を目指す。
バスはディーゼルと電気のハイブリッドで日野自動車がタイで組み立てた。全長12㍍で35席。市バスの7路線をそれぞれ半月ずつ走行し、性能を確かめる。
BMTAは2674台のバスを自社保有、老朽車両の入れ替えを含め、3000台を新規に購入またはリース契約する計画で、そのほとんどをディーゼルと電気のハイブリッドバスとする方針という。