大同特殊鋼 中国で「金型用鋼材トレーサビリティシステム」稼働
大同特殊鋼(本社:名古屋市東区)は中国市場で6月11日から、「金型用トレーサビリティシステム」を本格的に稼働させる。
これは中国市場で、プラスチック成形品をつくる際に使用する金型用の鋼材で偽装品が散見され、顧客から大同製の鋼材を確実に入手したいとの問い合わせが数多く寄せられていることに対応するもの。このシステムは凸版印刷(本社:東京都千代田区)が提供する統合ID認証プラットフォーム「ID-NEX」の技術を活用したもの。
なお、6月11時点でこのシステムを導入した販売店は6店で、7月から9月に2店が導入を予定している。