ヤマハ ベトナムに「器楽教育」導入・定着化施策がジェトロに採択
ヤマハ(本社:静岡県浜松市中区)が、ベトナムの販売子会社Yamaha Music Vietnam Co.,Ltd.と2016年1月から進めているベトナムの初等・中等義務教育の音楽教科への「器楽教育」導入・定着化施策が、日本貿易振興機構(ジェトロ、本部:東京都港区)が進める「社会課題解決型ルール形成支援プロジェクト」に採択された。
今後、ジェトロとの協力体制のもと、器楽教育を実施可能な教員養成のスキーム構築をベトナムで促進していく。具体的にはハノイ国立教育大学(所在地:ベトナム・ハノイ)で器楽教育に特化した授業を導入し、日本からの専門家派遣を通じて、小中学校で器楽教育の指導ができる現地教員の養成を行う。
養成の対象は同大学に在籍する学生のみならず、ベトナムの音楽教育の核となる現役の教員も含む。将来的には他の教育大学での横展開も視野に入れ、教員養成の自立的なスキームの構築を目指す。