ジャトコ 中国江蘇省に自動変速機工場設立

ジャトコ 中国江蘇省に自動変速機工場設立

自動車用変速機(AT・CVT)の専門メーカー、ジャトコ(本社:静岡県富士市)は6月21日、中国におけるCVTの生産能力の拡大のため、中国江蘇省張家港経済技術開発区に、中国における同社第2のCVT生産拠点となるジャトコ(蘇州)自動変速機有限公司(以下、ジャトコ蘇州)を設立すると発表した。
新工場は同社の全額出資により資本金64億円で、2018年7月に設立する予定。用地面積は9万6000平方㍍、建屋面積は4万3000平方㍍。生産開始は2019年末、立ち上げ時の生産能力は年間48万台、従業員数は約1000名規模で、中・大型FF車用のJatco CVT8を生産する予定。
同社は2017年のCVTグローバルシェア37%(同社調べ)で、CVT世界トップシェアを維持し続けており、2018年4月にCVT累計生産台数4000万台を突破した。