インドネシアで大型港湾工事を受注 五洋建設などJVで500億円

インドネシアで大型港湾工事を受注 五洋建設などJVで500億円

五洋建設(本社:東京都文京区)、東亜建設工業(本社:東京都新宿区)、りんかい日産建設(東京都港区)の3社に、インドネシアのPP社、ウィジャヤ・カルヤの2社を加えた共同企業体はこのほど、インドネシア運輸省海運総局からパティンバン港開発事業(第一期)パッケージ1ターミナル建設工事を受注した。受注総額はJVで約500億円、工期は約25カ月。
この工事は国際協力機構(JICA)の有償円借款により実施されるプロジェクト。ジャカルタ首都圏東部のパティンバンに新湊(コンテナターミナル、カーターミナル等)を建設し、タンジュンプリオク港と並ぶ最大規模の国際貿易拠点を開発するもの。
このプロジェクトには日本の優れた技術やノウハウを活用することにより、埋立、地盤改良および桟橋等の建設技術など開発途上国への技術移転を目的としている。
施工者の構成は五洋建設(46%)、東亜建設(19%)、りんかい日産建設(5%)、PP社(18%)、ウィジャヤ・カルヤ(12%)。