パイオラックス 西ジャワ州の自動車部品工場の開所式
自動車用の金属・樹脂部品メーカー、パイオラックス(横浜市保土ヶ谷区)は9月12日、西ジャワ州ブカシ県のカラワン工業団地(KIIC)に設けた工場の開所式を行った。自動車や二輪車用の燃料系樹脂成形部品、駆動系金属部品などを生産する。敷地面積は1万5380平方㍍、建屋面積は約4500平方㍍で、今後の生産拡張にも十分対応できるスペースを残している。
今回の工場建設に先立ち同社は2012年7月、現地法人パイオラックス・インドネシアを設立。資本金は1550万米㌦(約15億4000万円)。今年3月から先行的に輸入販売を始め、5月から生産準備を進めてきた。日本人3人、現地社員20人超で操業を開始。来年4月には80人体制に拡充する。型締力15~220㌧の樹脂成形機を43台導入する計画。売上高目標は2015年に10億円、16年に12億円を設定している。