インドネシアの自動車販売は15年に再成長軌道に復帰
インドネシア自動車製造業者工業会(ガイキンド)のスディルマン・M・ルスディ会長はこのほど、自動車販売の今年および今後の見通しについて、2013年は110万~120万台、そして「再成長軌道に復帰するのは15年」などと語った。
インドネシアの全体の自動車販売台数は09年の49万台から順調な伸びを示し、12年には112万台に急伸した。これを受けて、業界では13年は年初には120万台超を見込んでいた。だが、通貨ルピアの下落や金利の上昇、燃料価格の引き上げなどが自動車販売にマイナスの影響を与え、成長率は大きく鈍化。その結果、13年は110万~120万台程度に落ち着く見通しだ。14年も13年後半の成長鈍化の基調で推移し、あまり期待できそうにない。そこで、再成長軌道に復帰するのは15年になる-とした。