エイチワンと虹技が合弁で西ジャワ州で金型製造販売

エイチワンと虹技が合弁で西ジャワ州で金型製造販売
 エイチワン(埼玉県さいたま市)と虹技(兵庫県姫路市)は9月30日、インドネシアで現地企業を含めた3社で合弁会社を設立して自動車用の金型鋳物とプレス金型の製造販売に乗り出すと発表した。二輪車はじめ、今後、四輪車の大幅なな生産拡大が見込まれるインドネシアで、鋳物素材から金型まで一貫生産できる体制を築く。2014年1月に生産を開始。2017年3月期の売上高10億円を目指す。
 11月に合弁新会社「エイチワン・コーギ・プリマ・オート・テクノロジーズ・インドネシア」を設立。資本金は1500億ルピア(約15億円)。出資比率はエイチワンが50%、虹技と現地の二輪車部品製造販売のロダ・プリマ・ランチャールが各25%となる。工場は西ジャワ州カラワン県にロダ・プリマ・ランチャールが保有する既存の建屋を使用する。建屋面積はプレス金型工場が4200平方㍍、鋳物工場が5000平方㍍。20億円を投じて設備を導入。金型の年産能力は150型程度とする。金型は日本、北米、中国、インド、タイにあるエイチワンの生産拠点のほか、ロダ・プリマ・ランチャールや現地の自動車関連メーカーに供給する予定。