古河電池が自動車用鉛蓄電池の製販合弁会社設立へ
古河電池は11月25日、インドネシアの自動車大手インドモービルグループ(サリムグループ)と、西ジャワ州で自動車用鉛蓄電池(二輪および四輪)を製造・販売する合弁会社を設立すると発表した。急速に拡大するインドネシアの自動車市場において、当面バッテリーの買い換え需要を取り込みながら、順次拡大を図っていく。同社の海外拠点はタイに続き2カ国目。
生産会社フルカワ・インドモービル・バッテリー・マニュファクチャリングを今年12月に設立する。資本金は約19億円で、古河電池が51%、インドモービル・グループ全額出資子会社で、自動車関連部品の卸売り事業を手掛けるセントラル・ソール・エージェンシー(CSA)が残り49%を出資する。販売会社は同時期に設立するフルカワ・インドモービル・バッテリー・セールス。資本金は約1億円で、出資比率は古河電池49%、CSA51%。西ジャワ州プルワカルタ県のコタ・ブキット・インダ工業団地に敷地面積6万平方㍍の用地を確保している。