バリ文化フォーラム開幕 30カ国から1000人以上が交流
インドネシアバリ州ジンバランのガルーダ・ウィスヌ・クンチャナ文化公園で11月24日、世界文化フォーラムが開幕した。約30カ国から1000人以上が参加する予定。国際開発目標(ポストMDGs)達成に果たす文化の役割を議論する。27日まで様々なプログラムが組まれている。
25、26の両日の本会議には約30カ国から64人が文化の役割について発表する予定。この本会議には中国、ロシア、ポーランドなど12カ国の文化担当相はじめ、ノーベル賞受賞経済学者アマルティア・セン氏、国連教育科学文化機関(ユネスコ)のイリナ・ボコヴァ事務局長らが出席する。文化交流プログラムでは、世界各地から文化使節を招き、祭りを紹介する。日本から青森県弘前のねぷた祭、ブラジル・リオデジャネイロのカーニバル、インドのケララ・フェスティバルなどが参加している。
同フォーラムは、2015年以降のポストMDGs達成に向け、ユドヨノ大統領が文化の振興を通じた自治体の活性化が重要な役割を果たすと強調。その議論を深める場として立ち上げられた。