バリ島送電網が融資1号案件に ASEANインフラ基金
インドネシア国営通信、アンタラ通信などによると、東南アジア諸国連合(ASEAN)域内のインフラ整備を目的とするASEANインフラ基金の融資1号案件がインドネシアの発電事業に決定した。ジャワ島から電力不足による停電が頻発するバリ島への送電網整備に2500万㌦(約26億円)を融資する。
マレーシアに本拠を置くASEANインフラ基金は2012年5月、同国とアジア開発銀行(ADB)が各1億5000万㌦、インドネシアが1億2000万㌦、フィリピンが2000万㌦を拠出して設立。融資対象はASEAN域内の道路、鉄道、水道、電力など各種インフラ整備事業となっている。