「国際的な恥」ポスコ一貫製鉄所 稼働2日で全面停止

「国際的な恥」ポスコ一貫製鉄所 稼働2日で全面停止
 韓国の鉄鋼最大手、ポスコがインドネシア・チレゴンに東南アジアで初めて建設した大型一貫製鉄所が、稼働からわずか2日で故障し、3週間以上も全面停止に陥っていることが1月19までに分かった。朝鮮日報が報じた。
 この製鉄所はポスコが2010年10月から、インドネシア国営企業のクラカタウ・スチールと合弁(ポスコの出資比率70%)で、総額30億㌦(約3100億円)を投じて建設。2013年12月23日に火入れ式が行われた。
 ところが、稼働2日で高炉から溶解液が漏れ出す事故が発生し、稼働を全面的に停止していると、韓国政府と複数の鉄鋼業界関係者が19日明らかにした。この事態に業界関係者の間では「異例の大型事故」「国際的な恥」との声があがっている。