ジャカルタで日本・インドネシア航空セミナーを開催
海外で初となる官民一体による航空セミナー「日・インドネシア航空セミナー」が2月10日、インドネシア・ジャカルタのインターコンチネンタルホテルで開催された。セミナーは構想段階から日系企業が海外プロジェクトに参画できるよう、空港・管制システムなどの日本の優れた技術・ノウハウを紹介し、官民連携したトップセールスを行うとともに、インドネシアとの協力・連携を強化するために行われたもの。日本政府から国土交通省の坂井政務官、インドネシアのバンバン運輸副大臣ら両国から約170人が参加した。国土交通省航空局が12日、発表した
日本から空港混雑緩和や収益向上、PPP/PFIの導入、航空管理システムなどに関する日本の知見やインドネシア側への提案について、プレゼンテーションが行われた。インドネシア側からは、同国の航空政策や計画中の航空インフラプロジェクトについて紹介されるとともに、日本側の提案に対する高い関心が示されたという。
坂井政務官とバンバン運輸副大臣は日本、インドネシア間の協力について協議。両者は両国が航空分野をはじめとする運輸分野について、今後も対話を進め、協力体制を強化していくことで意見が一致した。