国会へ賄賂14万㌦ SKKミガス汚職事件公判で証言

国会へ賄賂14万㌦ SKKミガス汚職事件公判で証言
 石油ガス上流事業監督機関SKKミガス汚職事件の公判で、検察側証人として出廷したエネルギー鉱物資源省財務局長は2月25日、エネルギー政策を担当する国会第7委員会への賄賂として計14万㌦を渡していたと証言した。同財務局長は2013年5月、同省事務次官からドル札の入った封筒を受け取り、金額を確認した後、民主党幹部の国会第7委員会委員長の側近に手渡したという。レバラン(断食明け大祭)賞与の名目で、金額は同委員長や副委員長3人の計4人にそれぞれ7500㌦、同委員43人、事務局長にそれぞれ2500㌦渡された。地元メディアが報じた。
 これまでの公判で、国営ガス石油プルタミナのカレン・アグスティアワン社長も、国会対策の賄賂30万㌦を同社とSKKミガスが折半負担することを要求されたと証言している。