経産省などがジャカルタでセミナー 高度医療技術紹介
日本の経済産業省とインドネシア保健省は2月27日、インドネシアの中央ジャカルタのホテルで、日本の高度な医療技術を紹介するセミナーを開催した。2013年10月の東アジアサミットで、日本とASEAN(東南アジア諸国連合)のがんや生活習慣病対策協力の合意を受けて、今回初めて開催されたもの。官民で日本の医療産業の輸出拡大を図るのが狙い。
日本からの12社の関連メーカーや、内外の医師ら約200人が参加。分科会では内視鏡を使ったがんの診断・治療技術について日本側がPRした。これに先立ち、経産省とインドネシア保健省が、内視鏡技師の訓練センター設置や遠隔医療などで協力していくことで覚書を交わした。