シンガポールで対日投資セミナー 医療機器と航空で誘致
日本貿易振興機構(ジェトロ)と国際企業庁(IE)は3月18日、シンガポールで医療機器と航空分野での対日投資セミナーを共催した。両者は日本投資セミナーをこれまでも10数回共催しているが、投資誘致の産業分野を絞って行うのは今回が初めてという。これは東南アジア全域で同様だが、日本からの一方通行になりがちな企業進出や投資を、双方向にするのが狙いだ。
医療機器と航空産業は、シンガポールにも積極的で強みを持つ企業が多い分野だけに、シンガポールの事業者たちは強い関心を持ち続けているという。会場となったIEのアイアドバイサリーセンターには、シンガポールに拠点を置く企業関係者約100人が参加、銀行や証券会社の融資担当者の姿もみられた。