KPK委員長を副大統領候補に擁立構想 グリンドラ党
インドネシアの7月の大統領選を控え、グリンドラ党がサプライズ構想を明らかにした。同党の大統領候補ブラボウォ最高顧問の副大統領候補に、汚職撲滅委員会(KPK)のアブラハム、サマッド委員長を擁立するという計画だ。汚職摘発で一定の成果を上げてきたアブラハム委員長を取り込むことで清潔で、潔癖なイメージをつくり、これまでの世論調査で独走状態にある闘争民主党のジョコ・ウィドド氏(ジャカルタ特別州知事)に対抗しようというもくろみだ。ただ、この意表を突いたサプライズ策に、果たしてアブラハム氏が乗るのか?まったく不透明だ。