インドのトヨタ工場 従業員の一部が職場復帰拒む
インド自動車大手トヨタ・キルロスカ・モーター(TKM)が南部カルナタカ州バンガロール近郊の2工場を一時閉鎖(ロックアウト)した問題で、一部の組合員が職場復帰できていないことが分かった。これはこれらの組合員が、職場復帰する際の誓約書へのサインを拒んでいるためだ。NNAが報じた。
TKMはロックアウトを解除するにあたり、組合員に対して誓約書への署名を求めている。ただ、組合員の一部がこれに反発。TKMの従業員組合のプラサンナ・クマール会長は地元紙に対し、「我々は無条件での職場復帰を要求しているので、誓約書にはサインしない」とコメントしている。同会長は州に仲裁を要請する予定という。