北海道が観光客誘致へタイで四季の魅力をアピール
北海道経済部は3月26日、タイ政府観光庁(TAT)との趣意書締結1周年記念のセミナーと商談会をバンコクで開催し、北海道とタイからそれぞれホテル、レストラン、旅行会社など約10社が参加した。北海道のホテルやレストランは、人気の冬と夏だけでなく、春と秋を含む四季の魅力をアピールした。商談会には北海道から札幌全日空ホテル、白老観光バス、白老かに御殿など4社が、タイからSBAトラベルなどの旅行会社が参加した。
北海道経済部観光局によると、タイ人の北海道訪問者数は2011年度(11年4月~12年3月)に9700人、12年度に3万7000人、13年度は上半期だけで4万1200人に達している。これはバンコク~千歳直行便の就航、13年7月のタイ人の短期滞在査証(ビザ)免除により利便性が大幅に高まったためで、今後も着実な伸びが期待される。