三菱マテリアル ラオスにセンサー製造子会社設立
三菱マテリアルの電子材料事業カンパニーは4月9日、電子デバイス事業の主力製品であるサーミスタセンサーの増産体制を構築するため、ラオスに製造子会社を設立したと発表した。現地法人はMMC Electronics Lao Co.,Ltd. 所在地は、ビエンチャン市サイタニ郡(VITA PARK 経済特区内)。資本金は400万米㌦(約4億円)。2014年4月7日付設立。15年3月操業開始予定。従業員約600名(予定)。
同カンパニーは現在、タイとマレーシアに製造拠点を持つが、両国では労務コストが上昇傾向にあることから、他の候補地を検討。今回①労務コストが比較的低廉で、勤勉な国民性②政府の投資奨励策により、インフラコスト・税制面で優位性がある③タイ語と言語上の類似性があり、タイの製造拠点のノウハウの導入が容易-などの理由から、ラオスが適地であると判断した。