中央精機が西ジャワ州でアルミホイールの第2工場
中央精機(愛知県安城市)は4月11日、インドネシアでアルミホイール第2工場の開所式を執り行った。これにより、生産能力は現行の年間25万個から10月には2倍の50万個に、15年11月には4倍の100万個に引き上げる計画だ。
新工場はジャカルタ近郊の西ジャワ州カラワン県のスルヤチプタ工業団地に26億円を投じて建設。工場の敷地面積は5万4263平方㍍、建屋面積は9287平方㍍。自動車用の15~18インチの鋳造アルミホイールを生産する。製品は全量インドネシア国内に供給する。親会社のトヨタ自動車の現地工場向けが中心。
東ジャワ州スラバヤの第1工場と比べ設備投資額を33%、生産スペースを44%、人員を32%それぞれ削減。鋳造機や塗装ラインに台湾製を導入することなどで、日本製以外の調達率の割合を8割近くまで高め、コスト競争力を強化した。