堅調インドネシアの1~3月の新車販売11%増
インドネシア自動車製造業者協会(ガイキンド)によると、同国の2014年第1四半期(1~3月)の新車販売台数(出荷ベース、確定値)は、前年同期比11%増の32万8554台だった。低価格帯の多目的車(LMPV)の販売好調と、13年9月から順次販売されたエコカー政策、LCGCの適合車が4モデルで計4万3999台となり、全体を押し上げた。
企業別にみると、首位のトヨタ自動車は前年同期比9.2%増の11万3481台、2位のダイハツ工業は同21.9%増の5万1488台、3位のスズキは同16.7%増の4万2281台、4位三菱自動車は同4.8%増の4万1464台、5位のホンダは同34.8%増の3万6079台となり上位5社で最も大きな伸びを示した。LCGCの販売台数はトヨタ「アギア」2万631台、ダイハツ「アイラ」1万2697台、スズキ「カリムン ワゴンR」5888台、ホンダ「プリオ・サティヤ」4783台だった。
なお、3月の販売台数は前年同月比18%増の11万3079台で、3カ月連続で10万台を超えた。これは、過去最高を更新した13年9月の11万5973台に次ぐ水準。