インドネシアで落選ショック・後遺症で通院や家出も

インドネシアで落選ショック・後遺症で通院や家出も

 4月9日に行われたインドネシア総選挙で落選が確実となった候補者が、ショックのあまり病院で治療を受けたり、家に帰らなくなったりするケース、さらには自殺者も出るなど“後遺症”が相次いでいる。選挙で財産を使い果たすなどのダメージが深刻だ。前回の総選挙後もみられ、今回も総選挙前に一部で指摘され、候補者に自重を呼びかける動きもあった。

 総選挙は国会議員(定員560人)のほか、地方代表議会議員(同132人)、州議会議員・市議会議員選挙も同時に実施された。これらの選挙に臨んだ候補者は20万人を超える。