朴政権に深刻な打撃「三流国家」などの批判報道
300人を超す死者・行方不明者を出した韓国・珍島沖の旅客船沈没事故が、社会の安全重視を掲げているパク・クネ政権に予想以上の打撃を与えている。韓国各紙は「韓国は『三流国家』だった」「国民が不信の烙印(らくいん)押した“じたばた”政府」などの見出しを掲げた記事を相次いで掲載、政権の対応を批判している。テレビ報道などでも、現場へ視察・慰問に訪れたパク・クネ大統領に、犠牲者の多くの遺族らが「政府は我々に何をしてくれた?何もしてくれていないじゃないか」と詰め寄る姿も映し出されている。