ソニーが上海自貿区で家庭用ゲーム機の新会社を検討

ソニーが上海自貿区で家庭用ゲーム機の新会社を検討

 ソニーが中国での家庭用ゲーム機の販売に向けて、中国(上海)自由貿易試験区(上海自貿区)に新会社の設立を検討しているもようだ。上海企業とともに自貿区に合弁会社を設置し、ソニーの「プレイステーション(PS)」を販売するとみられる。東方早報が報じた。

 ソニーの平井一夫社長は2013年11月に上海市で開かれたソニー製品を紹介する「ソニー・エキスポ2013」の際、上海自貿区への進出を通じて、中国の家庭用ゲーム機市場に参入する意欲を明らかにしている。また、上海自貿区では規制緩和の一環として、外資企業によるゲーム機の生産販売を認める措置を盛り込んでおり、4月に入ってからはゲーム機の生産販売に関する実施細則を公布している。