JICAがミャンマー工業団地に出資 官民が進出支援

JICAがミャンマー工業団地に出資 官民が進出支援

 国債協力機構(JICA)は5月にもミャンマー初の近代的工業団地「ティラワ工業団地」の開発会社に10%程度を出資する。住友商事、丸紅、三菱商事とミャンマーの主要企業9社などでつくる開発会社「ミャンマー・ジャパン・ティラワ・デベロップメント(MJTD)」の日本の商社3社から株式を取得して5億円前後を投じる。

 ミャンマーは有望市場と位置付けられるが、投資環境が整っていない。日本の官民が連携して製造業進出の受け皿をつくり、ミャンマーへの企業誘致を後押しする。ティラワ工業団地は、ミャンマー最大都市ヤンゴン南東に立地する約2400㌶の区画。日本とミャンマー政府が共同で工業団地を整備することで合意している。日本経済新聞が報じた。