IHI インドネシア地下鉄向けシールド掘進機納入

IHI インドネシア地下鉄向けシールド掘進機納入

 IHIは子会社を通じ、インドネシア初の地下鉄工事で使用される「シールド掘進機」を4台受注した。受注額は合計約10億円で、10月から順次納入する。IHIとJFEエンジニアリングが共同出資するジャパントンネルズ(横浜市)が製造・販売する。日本経済新聞が報じた。インドネシアの地下鉄工事で清水建設や三井住友建設などが施工する区間で使われる予定。

   シールド掘進機は直径数㍍~15㍍の円筒状の機械。土中で回転する前面に超合金製の歯を多数備え、土砂を削って掘り進める。地上への影響がなく都心部でも工事を進められる。