ソニーがPSで中国参入 上海企業と合弁で

ソニーがPSで中国参入 上海企業と合弁で

 ソニーは中国の上海企業と合弁会社2社を設立し、現地でゲーム機「プレイステーション」を製造・販売することで合意した。合弁相手は上海市の政府系企業の上海東方明珠集団。同社はホテルなどのレジャー事業やメディア事業を手掛けている。日本経済新聞が報じた。

 中国政府が上海に2013年開設した自由貿易試験区に進出した企業に限ってゲーム機の製造・販売を認める方針を打ち出したため、ソニーは今回の提携を決めた。2社の合弁会社の資本金および出資比率は、それぞれ4380万元(約7億1000万円)でソニー70%・中国側30%と、1000万元(約1億6000万円)でソニー49%・中国側51%。ゲーム機やゲームソフトの製造・販売を手掛ける。