住友精化 韓国でおむつ用吸水樹脂工場を新設

住友精化 韓国でおむつ用吸水樹脂工場を新設

 住友精化は5月28日、韓国全羅南道麗水(よす)市に紙おむつ用材料となる吸水性樹脂(SAP)の工場を新設すると発表した。投資額は所要の土地購入などを含め約100億円で、2016年5月に稼働の予定。

 新工場の運営は今後、設立する現地法人が担当する。同新会社の商号は未定で、資本金は約50億円(約526億ウォン)で、同社グループが100%出資する。住友精化全体のSAPの年産能力は、今回の新工場の5万9000㌧が加わり、約2割増の38万6000㌧になる。