丸紅がカンボジアで電力事業に参入 現地大手に出資

丸紅がカンボジアで電力事業に参入 現地大手に出資

 丸紅はカンボジアの電力大手に20%出資し、石炭火力発電所の運営に参画する。日本企業がカンボジアで電力事業を手掛けるのは初めて。資本参加するのは持ち株会社リーダー・インフラストラクチャー。リーダーの大株主であるマレーシアのHNGキャピタルとの間で5月30日、株式を6月にも取得する契約を結んだ。取得額は40億円程度とみられる。日本経済新聞が報じた。

 丸紅は海外の主要地域で培った発電事業の実績を生かし、発電所の効率向上やコスト削減などの運営を支援するほか、送電線や変電所の増設投資を進めていく方針。