ジャカルタ~スラバヤ間が複線化で2時間短縮

ジャカルタ~スラバヤ間が複線化で2時間短縮

 インドネシアの国鉄は6月1日、ジャワ北岸鉄道(ジャカルタ~スラバヤ間727㌔)の複線化工事が完工、全線開通したことを明らかにした。これにより、同区間の所要時間は最大2時間程度短縮され、9~10時間となった。鉄道貨物の需要が30%増加すると見込まれている。この複線化工事は2012年に着工し、約2000人が工事に携わり、総工費は約9兆8900億ルピア。

 国鉄は西ジャワ州チルボンから中部ジャワ州を通過しスラバヤへつながるジャワ島南部での複線化工事(総工費9兆3000億ルピア)も進める計画だが、土地収用の遅れなどで難航している。地元メディアが報じた。