“死の動物園”で、またコモドオオトカゲ死ぬ

“死の動物園”で、またコモドオオトカゲ死ぬ

 近年、飼育環境の劣悪さなどから数多くの動物が死んで社会問題化している、インドネシア最大の動物園、スラバヤ動物園で6月2日、またコモドオオトカゲが死んだことが分かった。動物園関係者によると、同日朝、檻の中で死んでいるのが見つかった。死因はまだ特定されていないが、何らかの毒物を摂取した可能性があるという。同動物園で今年に入ってから死んだコモドオオトカゲは、2月に続き2匹目。成長すると全長3㍍、重さ70㌔になる世界最大のトカゲ、コモドオオトカゲはインドネシアの一部の島々の固有種で、観光客の間で人気が高い。AFP-時事などが報じた。