吉野石膏がインドネシアで販売へ 現地生産も視野
吉野石膏はインドネシアで石膏ボードの販売に乗り出した。海外での販売は初めて。同国で販売開始したのは天井用途などの標準的な石膏ボード。今後は板と鉄材を組み合わせることで、火災時も1~2時間耐えられる強化石膏ボードの販売も狙う。
日本国内では「タイガー」ブランドで販売しているが、インドネシアでは「YOSHINO」ブランドの浸透を図り、オーストラリアやドイツなど7社の競合他社がある中、“日本品質”をアピールする。価格競争力をつけるため、近いうちに生産を日本から切り替え、海外拠点として地盤を固め、東南アジアの他国での販売にもつなげたい考えだ。NNAが報じた。