パナソニックが15年4月に家電のアジア統括会社

パナソニックが15年4月に家電のアジア統括会社

 パナソニックの津賀一宏社長は6月26日、家電事業のアジア統括会社「APアジア」を2015年4月に設立することを明らかにした。現地向け商品の企画や開発の権限を日本から移し、同事業の拡大を急ぐ。

 統括会社の本社は東南アジアを軸に検討している。同社の傘下にマレーシアなどの冷蔵庫や洗濯機の工場を移し、現地で商品企画から生産、販売まで一貫して担う。委託生産の活用の意思決定も統括会社に任せる。