13年の中国の不正ソフト使用率いぜん74%の高水準

13年の中国の不正ソフト使用率いぜん74%の高水準

 ソフト業界団体のBSA0-ザ・ソフトウエア・アライアンス(本部米ワシントン)による2013年の調査によると、中国の不正ソフトウエア使用率は74%に上ることが分かった。中国のほかインド、インドネシアなど、人口が多くパソコンの販売が急増している国で不正ソフトの使用が多かった。

   中国は前回調査の11年の77%より減少したものの、いぜん高い水準だった。金額ベースでは、中国は87億㌦(約8800億円)と米国に次ぎ、世界2位だった。インドネシアやバングラデシュ、パキスタン、スリランカ、ベトナムでは80%を超えていた。

   BSAがリサーチ会社のIDCと協力し、世界で約2万2000人の個人と企業ユーザー2000人の情報システム管理者に聞き取り調査した。