イの青少年起業支援イベントで国際人材育成機構を表彰
外国人技能実習生を受け入れる日本の公益財団法人「国際人材育成機構(略称アイム・ジャパン)」(東京)は3月18日、中央ジャカルタのブンカルノ競技場で開かれたインドネシア政府による青少年起業支援イベントで、インドネシアの起業家育成に貢献したとして表彰された。
アイム・ジャパンは1993年、労働移住者と共同のインドネシアの貧困・雇用対策として、帰国後に起業をする意欲があるインドネシア人の若者を対象に、実習生としての受け入れを開始した。実習生は3年間、日本の製造業を中心とする企業で技術や日本人の働き方を学ぶ。日本は労働力を確保でき、インドネシアは実習生が帰国後、起業することで雇用創出になる取り組みとして20年間続けてきた。
インドネシアからは約3万3000人の若者が派遣され、そのうちの約3000人が起業。また、現在約3400人のインドネシア人実習生が日本に滞在。12年4月から今月末までに約1300人が来日するという。