日産自動車が年内に「ダットサン」など3車種投入

日産自動車が年内に「ダットサン」など3車種投入

 日産自動車は7月10日、インドネシアで年内に低価格ブランド「ダットサン」のハッチバックモデル「ゴー(GO)パンチャ」を含む3車種を投入すると発表した。また、7月から現地法人、インドネシア日産自動車(NMI)で初のインドネシア人社長が指揮を執り、現地化を促進。同国のトップブランドを目指す。

 ダットサンブランドでは今年5月に投入した多目的車(MPV)「ゴープラス(GO+)パンチャ」に加え、ゴーパンチャをまもなく投入する。7人が乗れるゴープラスはすでに2000台以上を販売しており、予約台数は5000台超。5人乗りのゴーパンチャを投入することで、今年度の販売台数を前期比55%増の9万台に引き上げる目標の達成を図る。ゴープラスとゴーパンチャはインドネシアのエコカー政策(LCGC)の適合車。同市場で日系の他社に比べ出遅れていたが、この2モデルで巻き返しを狙う。NNAが報じた。