東芝 インドネシア北スマトラ州の地熱発電設備受注

東芝 インドネシア北スマトラ州の地熱発電設備受注

 東芝は7月16日、インドネシア北スマトラ州に建設される世界最大級のサルーラ地熱プロジェクトの発電所向けに発電設備を受注したと発表した。今回受注したのは発電設備の主要機器である60メガワットの地熱蒸気タービン・発電機3セット。受注金額は約60億円。東芝は、同発電所の建設工事請負契約者である韓国の現代建設に2015年7月から順次、納入する予定。

 このプロジェクトは北スマトラ州サルーラ地区に、インドネシア総発電設備容量の約1%に相当する出力合計330メガワットの地熱発電所を建設するもの。東芝は地熱発電容量ベースで世界トップのシェア23%を占めている。