大統領選「プラボウォ優位」報じた2機関を除籍処分

大統領選「プラボウォ優位」報じた2機関を除籍処分

 インドネシア世論調査協会(PERSEPI)は7月16日、集計データの開示を拒否したJSIとプスカプタスの2機関を協会から除籍した。この2機関は、9日の大統領選投開票直後の開票速報で、7機関がジョコ・ウィドド氏優位を発表した中、プラボウォ・スビアント氏が過半数獲得の速報結果を発表していた。

 協会の指示に対し、JSIは集計データを提出せず、協会からの脱退を申し出ていた。プスカプタスはデータの開示を拒否。このため協会の倫理委員会は2機関とも脱退ではなく、除籍処分とした。また、ジョコ氏過半数獲得を公表したCSISやSMRCなど7機関は協会の規定を満たして、速報データは妥当だと判断した。地元メディアが報じた。