富士山の登山道4カ所でインドネシア語の落書き

富士山の登山道4カ所でインドネシア語の落書き

 静岡県は8月8日、富士山(標高3776㍍)の同県側にある富士宮口登山道で、同日までに計4カ所でインドネシア語とみられる落書きが見つかったと明らかにした。2013年6月に世界文化遺産登録された富士山で落書きされた巨石が発見されたのは初めて。落書きは7月末に県職員のパトロールで発見されて以来、相次いで確認された。いずれも赤いスプレーのようなもので書かれていた。

 標高2800㍍地点ではインドネシア語でロケットを意味する単語に酷似する「RUDA」、同3500㍍地点では「INDONESIA」、同3600㍍地点では同語で生徒会を意味する「OOSIS」などと落書きされていた。犯人は分かっていない。県はシンナーや水などを使い、8日に文字を消した。