オートバイ利用者増え駐車場ビジネスが大盛況
インドネシア都心部でいま駐車場ビジネスが大盛況だ。これは庶民の間でオートバイ利用者が急増しているためで、宅地を更地にして屋根を付けた簡易駐車場や、地域の町内会が運営する、路上を単に区分けした二輪車置き場など様々だが、活気を帯びる駐車場ビジネスは街に新たな変化を生み出している。
目抜き通りに並び建つ高級ショッピングモール、プラザ・インドネシア内の従業員駐車場は、利用料が12時間で1万ルピアと割高だ。しかし、このモール裏の町内会が運営する路上の二輪車置き場の駐車料金は12時間4000ルピアとモールの半分以下。
屋根を付けた私営オートバイ置き場や空き地を活用した置き場などもたくさん生まれている。24時間営業や月極もある。商売換えして、オートバイ置き場のビジネスを始めた人たちもいる。彼らは駐車場ビジネスについて、管理のしやすさに加え、管理費の低さと安定した収益が魅力という。ただ、利用者にとっての不満は駐車場スペースの狭さで、これは大半の駐車場は同様の問題を抱えている。