両陣営の和解困難 ジョコ側提案をプラボウォ側拒否
インドネシアの次期大統領の座を争ったジョコ陣営とプラボウォ陣営の和解は当面困難なようだ。ジョコ陣営のエファ・クスマ・ヌンダリ議員(闘争民主党所属)は8月14日、プラボウォ陣営に和解を提案したものの、拒否されたことを明らかにした。地元紙が報じた。
エファ議員は「和解はグリンドラ党のためでなく、プラボウォ陣営を支持してくれた全政党、そしてインドネシア国民のためだ」と強調した。しかし、プラボウォ氏の弟でグリンドラ党の顧問会副会長のハシム氏は「(憲法裁の判決後も)ジョコ陣営との和解はあり得ない」と一蹴した。