日立造船 インドネシア、ベトナムなどでごみ発電

日立造船 インドネシア、ベトナムなどでごみ発電

 日立造船は2018年度をメドに東南アジアでごみ発電事業を始める。インドネシアとベトナムで現地企業などと事業会社を設立し、現地の再生可能エネルギーの買い取り制度を使い売電する。出資額は合計で100億円を超える見通し。同社は売電まで手掛けることで、安定した収益が見込める環境関連事業の拡大を急ぐ。

 日立造船は発電事業を担う特定目的会社(SPC)を設立する方針で、出資先企業を募る。政府の補助金も活用し、ベトナムでは18年にも設備を稼働、インドネシアでは19年の事業化を目指す。日本経済新聞が報じた。